スマホで気軽に写真が撮れるようになった現代、皆さんも一度は使ったことがあるはず。
しかし、いくら万能なスマホでも写りがよくなかったり、暗すぎて撮影できなかったりってことありますよね?
また一方では、一眼レフだと性能が良いけど手軽さに欠ける・・・。なんて感じている人もいると思います。
となると、もちろんですが手軽で性能のいいカメラが欲しいワケですよ!
ということで、持ち運びに便利なコンデジの中でも、一眼レフ並みの性能を誇る『APS-Cコンデジ』を紹介します♪
他にもこの記事では、
- どうしてAPS-Cコンデジが人気なの?
- APS-Cコンデジで確認するべき7つのポイント
など、皆さんが疑問に感じるポイントを解決します♪
まずはAPS-Cコンデジを選ぶ理由から紹介します♪
どうしてAPS-Cコンデジが人気なの?
コンパクトだから楽に持ち運べる!
デジタル一眼レフ(デジイチ)だとボディだけで1kgくらいになることも珍しくありません。重さを例えるなら大きい牛乳パック1本分。
牛乳パック1本をぶら下げながら街を歩きまわったり、高く腕を伸ばして撮影すると考えると、男性でもさすがに大変です。
その重さがネックで大きなカメラを買っていいのか迷う・・・。なんて人もたくさんいます。
しかし、APS-Cコンデジならだいたい300g~500gと、デジイチの半分以上も軽くなるんです♪
このように軽量になったおかげで撮影時にも手が疲れずに長く撮影を楽しめます♪
一眼レフみたいな綺麗な写真が撮れる!
デジイチに使われるイメージセンサーはとても大きいので、カメラの苦手とされる暗い場所の撮影も得意としています。
そんな大きなイメージセンサー『APS-C』サイズを搭載したコンデジだから『一眼レフみたいな綺麗な写真が撮れる』ということです。
スマホだと星空を撮ろうとすると真っ暗になりますが、APS-Cコンデジなら比較にならないほど綺麗に写ることでしょう♪インスタ映えも間違いなしです♪
威圧感を与えないからファッションアイテムとしてもGood!
デジイチのようにゴツゴツした印象がないし、カメラを構えても「私、プロですよ。」感を与えません。(結構重要です!)
なのでAPS-Cコンデジを街中で首からさげていても、ファッションの一部として気軽に持ち出せます♪
APS-Cコンデジを買う前に確認するべき7つのポイント
高級コンデジを品定めするとき、最低限確認しておきたいポイントを紹介します。コンデジの使い勝手を調べるための大切なチェック項目です♪
①レンズ
コンデジはレンズを交換することができませんので、どんなレンズを使っているのか必ず確認しましょう!
特にチェックしておきたいのが、ボケ味を左右するF値と、画角を左右する焦点距離です。F値は低いほどボケ味が綺麗で、焦点距離は短いほど広角で撮影できます。
ずっとそのレンズと付き合っていくこととなるので、慎重に確認しましょう♪
②液晶モニター
カメラの設定を変更するときや、撮影した写真を確認するとき、必ず液晶モニターを見て操作しますよね?
なので、撮った写真の綺麗さや見やすさを左右する液晶モニターの大きさと画素数、液晶が可動してハイアングル・ローアングル撮影が楽になるチルト・バリアングル液晶かどうか?をチェックしたいところです。
サイズは3インチあれば◎、画素数は100万ドットあれば◎。また、液晶モニターの色合いや可動のしかたについてはYOUTUBEやお店にいくなどして、実際に目で確かめるのがBEST!百聞は一見にしかずですよ♪
③重さ
意外なことに、撮影に集中している時よりも、普段持ち歩いている時のほうが『重い』と感じるんですよね。たぶん集中していないと重さに気がいってしまうんだと思います。
でも重いと言われてもイマイチピンときません。そこで身近な物を例に重さの感覚を掴んでおきましょう!
重量 | 身近なもの(目安) |
100g | 卵2個・みかん |
200g | 缶コーヒー(小)・玉ねぎ |
300g | リンゴ・バスタオル |
400g | サッカーボール |
500g | 500mlペットボトル |
600g | ヤングジャンプ |
700g | 週刊少年ジャンプ |
1000g(1kg) | 牛乳パック1本・大根 |
ちなみにAPS-Cコンデジはだいたい300g~500gです。それを踏まえて重さの感覚チェックを♪
④機能
早送りしたような動画が撮れるタイムラプスや、光の軌跡まで写せるバルブ撮影機能など、通常の撮影とは違う楽しみ方ができます。
他にも、スマホの写真加工アプリのようなフィルター機能などもあって、インスタ映えした写真が撮りやすいです。要チェックですね♪
⑤動画性能
写真も撮るけど動画も撮ることが多い!という人は要チェック!
高画質重視なら4K動画が撮影できるカメラが良いですし、滑らかな動画重視なら60fpsで撮影できるカメラがいいでしょう。
動画は写真よりも容量が大きい点と、転送時間が長い点から、SDカードも慎重に選ばないといけません。
保存だけが全てじゃない!?SDカードの損しない選び方3パターン
⑥Wi-Fi・Bluetooth
SNSと繋がれるこの機能は絶対に外せないチェック項目だと言えるでしょう!
Wi-FiまたはBluetoothに対応しているカメラなら、その場でスマホに写真を転送できちゃうので、すぐにインスタやTwitterに写真を投稿できます♪
もしカメラが対応していなくても、Wi-Fi機能付きSDカードという便利なSDカードがあるので、それも要チェックですよ♪
保存だけが全てじゃない!?SDカードの損しない選び方3パターン
⑦記録メディア(SDカード)
もう上の方でも紹介していますが、SDカードの種類もチェックしましょう。
SDカードは容量・転送速度・耐久性・Wi-Fi付きなど、アナタの撮影スタイルによって選び方を考える必要があります。
また、高性能な記録メディアに対応していないカメラもあります。APS-Cコンデジは高級コンデジの部類なのでそんなことはないと思いますが。
保存だけが全てじゃない!?SDカードの損しない選び方3パターン
⑧価格
たぶん皆さんが一番気になるチェックポイントでしょう。
APS-Cコンデジの平均金額は10万円前後です。なにせ高級コンデジですからこのくらいは妥当ですね。
それならデジイチ買った方がいい!という人もいるかもしれませんが、コンデジの持ち運びしやすさはお金には代えられません。
一眼レフは最初は楽しいですが、慣れてくると徐々に重さが気になり、撮影する機会も減り、タンスの奥へ・・・。なんてことも。(口コミやレビューでもよく見るパターンです)
撮影する頻度が高く、スナップや風景など気軽に撮影を楽しみたい方は絶対にコンデジをおすすめします!
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APS-Cサイズのコンデジおすすめモデル4選
①X70 富士フイルム(FUJIFILM)
APS-Cの大型イメージセンサー、片手で包み込めるかのようなコンパクトなサイズ感、富士フイルムにしか表現できない魅力的な色味、これぞカメラといったレトロ&モダンなデザイン。
まさしく『究極のスナップシューター』と謳われるだけある至高の一品。
焦点距離28mmは、超広角でも望遠でもない。ただ人間の見る世界に最も近いとされる画角を表現している。スナップシューターと言われる所以だ。
液晶は上下に可動・180°回転する。だからハイアングルやローアングル、さらに自撮りまで可能。撮影者のニーズに応えた機能と言える。
フィルムシミュレーションモードはこれまでのフイルム事業、約80年間の集大成である。簡単な操作で完成度の高い作品を作り上げられる。
富士フイルムのカメラの中で最も軽く、たったの約340gしかない。コンパクトデジタルカメラとはこういうことなのだろう。
動画撮影ではフルHDを60fpsで録画可能。よりスムーズなカメラワークを表現できるようになった。
X70はどこまでもユーザーに寄り添う。スマホで写真をシェアできるようにWi-Fiを搭載、さらにスマホの操作に慣れた人のために液晶をタッチパネル化している。
価格は新品が11万円程度、中古が7.5万円程度。(2017.11.05現在ECサイト情報参考)
②GRII リコー(RICOH)
『Get Real -真を写す-』GRⅡ。その卓越した高画質は世界の全てを写し出す。
妥協なき画作りをさらに極めた画像処理エンジン「GR ENGINE V」で世界を切り撮る最強のスナップシューター。
画像処理エンジン「GR ENGINE V」を搭載。ホワイトバランスには『CTE』新搭載。表現力と高画質を格段に向上させた。
焦点距離は28mm。最強のスナップシューターとして私達の見ている真の世界を写し出す。
3インチ123万ドットの液晶で高い視認性でユーザーに優れた感覚をもたらす。
GRⅡはエフェクトモードを6種類追加。「HDR調・明瞭コントロール・光沢コントロール・雅・鮮やか・人物」その全てが写真にオリジナリティを吹き込む表現力となる。
重さ約250gはAPS-Cコンデジの中でもトップクラスの軽さ。高性能でこの軽さはGRⅡの最大の武器である。
HD動画撮影可能。撮影中にエフェクトや露出の変更も可能となっている。スナップだけでなく映像表現まで拡張された。
Wi-Fi搭載。スマホアプリ「Image Sync」でカメラから転送可能。さらに「GR Remote」ではGRⅡをスマホで遠隔操作できてしまう。
値段は新品で7万円程度、中古で5.5万円程度。(2017.11.05現在ECサイト情報参考)
③X100F 富士フイルム(FUJIFILM)
シリーズ最高の画質と機動性、快適な操作性を徹底的に追求した『究極のプレミアムコンパクトデジタルカメラ』
APS-Cコンデジではトップクラスの高画質である2430万画素。A4プリントアウトも綺麗に仕上がるだろう。
レンズのF値はF2とかなり明るく、フルサイズデジイチと同じ焦点距離35mm。ファインダーは覗き込み型(OVF)と液晶表示型(EVF)の2種類搭載。コンデジとしては圧倒的ハイスペックであると断言できる。
「ビビッド・ソフト・ACROS(新搭載)」などのフィルムシミュレーションは全15種類を搭載。写真フィルムを製造してきた富士フイルムの真骨頂がX100Fには凝縮されている。
重さは約470g。コンデジとしては重い部類だがグリップがあり、大いに撮影する気が湧く。逆に言えばここまで高性能でこの軽さに抑えた点はユーザー満足度No.1も過言ではない。
動画はフルHDで60fpsの撮影が可能。独自の最新技術でAF追従性能も向上し、撮影中に絞り・シャッタースピード・露出補正の設定が変更可能。さらにフィルムシミュレーションの選択も可能。素晴らしいの一言だ。
当然ながらWi-Fi対応で、スマホに画像転送やリモート撮影機能などが可能。レトロなデザインは変えずに現代のニーズに応えた、まさに『究極』のAPS-Cコンデジである。
値段は新品・中古であまり差はなく13~14万円程度。(2017.11.05現在ECサイト情報参考)
④PowerShot G1 X Mark III キヤノン
PowerShot G1 X Mark IIIはまさに『撮る刻を切り拓く』ように、今までの撮影スタイルを新しく切り拓くこととなるだろう。日常に、旅に、さまざまなシチュエーションへ気軽に持ち運ぼうではないか。
約2420万画素のAPS-Cイメージセンサーを搭載したことで、高解像度と明暗差の激しいシーンにも強くなった。
レンズ APS-Cコンデジでは希少な光学ズームを搭載。焦点距離は24mm~72mmでF値はF2.8~F5.6。他のAPS-Cコンデジより表現が大幅に広がるだろう。
液晶はどんな角度からでも撮影が楽になるバリアングル液晶でタッチパネル式。ユーザーに優しい設計だ。
「風景・ポートレート」などのピクチャースタイルが全8種類、特殊なフィルターをかけられるスペシャルシーンモードが全19種類、「魚眼風・トイカメラ風」などの撮影モードが全11種類搭載。さらに美肌効果もありインスタ映えやフォトジェニックな写真が作れる強い味方だ。
希少な光学ズームを搭載したこともあり、カメラの総重量は約400g。単焦点レンズとは違い、被写体に近づけないシーンでも寄って撮影できることは大きなメリットと言える。
動画はフルHDの約60fps撮影が可能で、5軸手振れ補正や自動水平補正を搭載。まるでプロのようなブレの少ない撮影が可能。さらにショートクリップ動画は結婚式のムービーに最適だ。動画を多く撮るユーザーに是非おすすめしたい。
PowerShot G1 X Mark IIIの魅力は留まるところを知らない。Wi-Fi機能だけでなくBluetoothまで搭載。カメラ電源がoffでもスマホからカメラ内の写真にアクセスすることが可能。もちろん転送もOKだ。さすがと言わざるを得ない。
2017年11月下旬発売予定。最安値は11.5万円。(2017.11.05現在ECサイト情報参考)
まとめ
わかりやすいように今回の内容をリスト形式でまとめてみました。
APS-Cコンデジを選ぶワケ↓
- コンパクトで楽に持ち運び可能
- 一眼レフのようにキレイに撮影できる
- 威圧感を与えないファッションアイテム的存在
APS-Cコンデジのチェックポイント↓
- レンズ
- 液晶
- 撮影機能
- 重さ
- 動画性能
- Wi-Fi・Bluetooth
- 記録メディア
- 値段
APS-Cコンデジのおすすめモデル4選↓
- X70F(富士フイルム)
- GRⅡ(リコー)
- X100F(富士フイルム)
- PowerShot G1 X Mark III(キヤノン)
カメラを数年間使うことを考えれば当然、体に負担のかからないカメラがいいですよね。APS-Cコンデジは『高性能でコンパクト』が最大の売りです。
撮影を楽しむことを何より一番に考えて、カメラを選んでみるといいと思いますよ♪
この記事が皆様のお役に立てたなら幸いです♪
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