キャメカノ

「綺麗に撮りたい」を叶えるブログ。情報やモノを紹介します。

カメラの適正露出をわずか5秒で決められる簡単なEV値の設定方法

写真を撮る際にまず気をつけたい点は、露出を適切に設定することだと思います。

 

 

なぜなら、露出は写真の明るさを決める大切な部分だからです。

設定を間違えると写真が明るすぎたり暗すぎたりしてしまい、どんなに構図が良くても、どんなテクニックを使っていても、すべて失敗に終わってしまいます。

そんなのイヤですよね!

 

 

それだけ重要な『露出』にもかかわらず、その複雑なしくみのせいで、

露出ってなに?どうやって決めればいいの?

という皆さんの悩める声がいつまでたっても止まないんですよねー。

 

 

そこで、その問題を解決して撮影をもっと楽しくできるように、たった5秒で適正露出を決められる方法を紹介します♪

 

 

この記事では、

  • 露出とは?
  • 露出を変えたときの写りかた
  • 5秒で露出を決められる画像
  • その画像の見かた
  • 露出に関するQ&A

などを紹介します♪

 

 

この記事さえ読めば、自分好みに露出を設定することができるようになります♪

初心者から中級者にレベルアップするためにも、しっかり覚えておきたいですね♪

 

 

露出とは?

撮像素子(イメージセンサー)に光をあてることを言い、写真の明るさに影響するため、特に重要な部分になります。

アナタがちょうどいいと感じた明るさ適正露出と言います。なので明確な基準値はありません。

また、明るさを表す数値をEV値と言い、絞り・シャッタースピード・ISO感度で調節できます。

 

 

露出を変えたらどう写るの?

写真の明るさが変わります。

露出を明るくしすぎたり、暗くしすぎたりすると見えづらい写真になるので気を付けましょう。

露出オーバー
露出オーバー、白飛び
露出アンダー
露出アンダー、黒つぶれ

 

 

なので特別な意図がない限り、普段から適正露出で撮影していきましょう♪

適正露出
適正露出

 

 

とは言ったものの、その適正露出に調節するのが最大の難関なんです!

なにせ、調節する部分が絞り値・シャッタースピード・ISO感度と、3つもありますからね・・・。

 

 

そこで、簡単に適正露出を決められるように、1枚の画像を作りました♪

5秒で露出を決められるEV値設定画像

 

 

このように、EV値の超カンタンな引き算だけで、わずか5秒で適正露出の目安が設定できちゃいます♪

※※※※訂正があります(2018.09.03)※※※※

※追記:

画像中の「10=8+2」の式の、『+』の部分を『ー(マイナス)』に訂正してください。 なので画像中の式は、正しくは「10=12ー2」となります。教えてくださった方、ありがとうございます!

 

 

 

ただ、この画像を見て5秒で露出を決められるようになるには、その見かたを知る必要があります。

超カンタンな引き算だけなので難しいことはありません♪

5秒で露出を決める画像の見かた

ここでは、先ほどの画像の見かたを説明します♪

  • シーンのEV値を決める
  • 絞り値(ボケ)とシャッタースピード(ブレ)などを考えてEV値を決める
  • ISO感度(画質と明るさ)を考えてEV値を決める
  • シーンのEV値と同じになるようにその2つのEV値を引き算すると適正露出となる

と、このような流れになります♪

詳しく見ていきましょう!

 

 

まず、アナタが撮影したいシーンのEV値はどれくらいなのか見ましょう♪

seen
シーンのEV値

アナタの撮りたいシーンがある程度どこに分類されるか考えると良いですね♪

じゃあ、夕暮れの屋外を撮影したいと思ったら、EV値を10に設定して撮ればイイって考えるのね?

はい、その通りです。あくまで目安なので10前後でもOKです。

 

 

これでシーンの目安はOK。

ここが決まりました。

10=?ー?

つぎにカメラ初心者の難関である、絞り・シャッタースピード・ISO感度の3つを決めていきます♪

 

 

まずは絞りとシャッタースピードから↓

SSとF
絞りとシャッタースピードのEV値

 

 

この表の見かたは次のとおりです。

①アナタが撮影するカメラやレンズの性能を確認

例えば、F値が4のレンズで撮影するとき、表のF値が『2』の列を見ても、そもそも設定できないので見る必要がありませんよね?

アナタの持っているカメラやレンズがどこまで設定できるか確認しましょう♪

 

②ボケさせたいなら左側へ、ボケさせたくないなら右側へ

表の左右でボケ具合を変化させます♪

例えば、ポートレートならボケさせたいですし、風景ならボケさせたくないですよね。

アナタはどんな写真を撮りたいか考えてみましょう♪

 

F値について詳しく知りたい人はこちら

たった3分でわかる|カメラの絞りとは?優先モードや開放F値も解説

 

③ブレさせたいなら上側へ、ブレさせたくないなら下側へ

表の上下はブレ具合を変化させます♪

例えば、道路を走る車のライトの軌跡を撮るならブレさせたいですし、遊ぶ子供の表情を撮るときはブレさせたくないですよね。

このようにアナタが撮影したいシーンを考えてみましょう♪

 

シャッタースピードについて詳しく知りたい人はこちら

たった3分でわかる|シャッタースピードとは?変えたときの写り方と6つの目安

 

 

これで絞りとシャッタースピードの目安が決まりましたね。

EV値『12』くらいにしたわ。あとでISO感度のEV値『2』を引けば10だし。

ボケやブレ、ノイズなどを表現したいのかをしっかり考がえて判断するとGood!

 

 

今、ここが決まりました。

10=12-

 

 

ここまでくれば自ずと決まりますが、ISO感度を決めましょう↓

iso
ISO感度のEV値

 

 

この表の見かたは次のとおりです。

①アナタが撮影するカメラやレンズの性能を確認

先ほどと同じですね!設定できない値の部分を見ても意味がありませんので、

アナタの持っているカメラやレンズがどこまで設定できるか確認しましょう♪

 

②悪い画質になってでも明るく写したいなら下側へ、良い画質を保ちたい人は上側へ

表の上下はノイズと明るさを変化させます♪

絞りやシャッタースピードを変えたくない!でも明るさが欲しい!

というときはISO感度を上げたいですよね。ただ、少し画質が悪くなっちゃいます。

このようにアナタがどのように撮影したいか考えましょう♪

 

 

ISO感度について詳しく知りたい人はこちら

たった3分でわかる|カメラのISO感度とは?読み方やシーン別の設定の目安なども解説

 

 

これで全てのEV値が決まりましたので、足し算して合計が合っていたら適正露出の設定が完了です♪

10=12-2

 

適正露出の決め方のカンタンな流れとしては、

①撮りたいシーンのEV値を決める

②絞り・シャッタースピード表と照らし合わせる

③カメラを覗いてみて、暗すぎ or 明るすぎたらISO感度の値を調節する

④ISO感度を調節した分の値だけ、絞り・シャッタスピード表の値をずらしていく

ちょうどいいと感じた明るさが適正露出!

  • (シャッタースピードが遅すぎると、三脚がないとブレるから注意!)
  • (F値が小さすぎるとピントの合う範囲が狭くなるので注意!)
  • (ISO感度が高すぎるとノイズがひどくなるので注意!)

 

まとめると、

  • シーンのEV値を決める
  • 絞り値(ボケ)とシャッタースピード(ブレ)などを考えてEV値を決める
  • ISO感度(画質と明るさ)を考えてEV値を決める
  • シーンのEV値と同じになるようにその2つのEV値を引き算すると適正露出となる

それぞれの表の見かたを知れば、適正露出の目安が1発で分かると思います♪

 

 

ここでもう一度、画像を見てみましょう♪

適正露出設定表

※※※※訂正があります(2018.09.03)※※※※

※追記:

画像中の「10=8+2」の式の、『+』の部分を『ー(マイナス)』に訂正してください。 なので画像中の式は、正しくは「10=12ー2」となります。教えてくださった方、ありがとうございます!

 

少しでも表が見やすくなっていればOKです♪

 

 

スポンサーリンク



 

 

露出に関するQ&A

星空の軌道撮影ってどうやるの?

1秒以上のシャッタースピードで撮影するバルブ撮影でおこないましょう。

バルブ撮影にすると、シャッターボタンを押し続けた分、撮影し続けます。

なので星の軌道を写すなら、1時間ほどシャッターボタンを押し続けることで撮影できます♪

注意することは、1時間の間に手ブレしないように、三脚とリモコンが必須になるという点です。

 

 

露出補正ってなに?

カメラが自動で決めた適正露出を、後から変更できる機能です。

撮る前や撮った後の写真の明るさを『+』や『-』で変更できることになります♪

露出補正は、マニュアルモード以外のモードで使えます。

 

 

まとめ

難しい露出の決め方を簡単な画像で説明をしましたが、いかがだったでしょうか?

 

覚えやすいように今回の記事をまとめましょう!

  • 露出とは、写真の明るさを決める部分
  • 露出を変えると、明るさが変わり、与える印象が変化する
  • 5秒で露出を決めるには、画像の見かたを知ること
  • 5秒で露出を決めるには、ブレ・ボケ・ノイズを表現するか判断すること
  • 星空の奇跡は、バルブ撮影がオススメ
  • 露出補正とは、カメラが自動で決めた適正露出を、後から変更できる機能

 

 

今回は、難しいマニュアルでの露出の設定の仕方を簡単な画像で教えました。

マニュアルで撮影するときだけでなく、P・S・Aモードなどでも使える基本で大切な知識です♪

この記事の画像を見ながら適正露出の設定の仕方も覚えていけたら良いですね!

 

この記事がお役に立てたなら幸いです♪

 

 

スポンサーリンク



 

 

ここからコメントできます

*
*
* (公開されません)